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zoom RSS 新刊新書 白水社2009年7月分

<<   作成日時 : 2009/07/31 11:00   >>

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文庫クセジュ
『ビザンツ文明 キリスト教ローマ帝国の伝統と変容』ベルナール・フリューザン/大月康弘
 内容紹介より
ローマ帝国を引き継ぎ、キリスト教を国家宗教としたビザンツ帝国。その首都コンスタンティノ−プルの建設から、帝国崩壊にいたるまでの一千年にわたるビザンツ文明の変容を解説。

多民族帝国の諸相
 ビザンツ帝国は、ローマ帝国を引き継ぎ、キリスト教を国教として、1453年まで存続した。本書は、その首都コンスタンティノープルの建設から、帝国崩壊にいたるまでの一千年にわたるビザンツ文明の変容を解説。ヘレニズムの遺産の上にローマ思想とキリスト教の信仰が融合した社会であるビザンツの理念と制度は、その後のヨーロッパで脈々と受け継がれてきた。源の文化と思想を知ることは、現在のヨーロッパを理解する助けとなるにちがいない。さらに、ハギア・ソフィア、イコン、修道制、生活様式などについての紹介は、ビザンツ文化の魅力を明らかにしてくれる。




白水uブックス
『わが父 波郷』石田修大
 内容紹介より
父は昭和俳壇の巨星。息子は駆け出しの新聞記者。父の死亡記事を息子が書くという不思議な運命を胸に、数々の名句が生まれた背景と秘密を、静かに、くっきりと浮かび上がらせる。

波郷はわずか十七字に自らを託し三千五百余句、単純計算で六万字弱を書いて俳人としての人生を全うした。私は新聞記者として、その何十倍何百倍もの原稿を書いてきたが、さて何を残し得るのか。五十歳代に入って、あと六年、五年とカウントダウンが始まるにつれ、漠然とした焦りにとらわれていたが、いよいよあと一年、五十五歳の誕生日を迎えた直後に腎臓癌が見つかり、左腎全摘手術を受けた。子どものころから親に似ているとはいわれたが、まさか享年まで一緒になるのでは。(あとがきより)

静かで深いドキュメント
 昭和44年11月21日、「昭和の俳聖」といわれた波郷の死亡記事が新聞に掲載された。締めくくりは「水原秋桜子に師事、俳誌『鶴』主宰。昭和44年3月、芸術選奨文部大臣賞受賞」──。駆け出しの新聞記者だった著者が、病院から電話送稿したものだった。
 父の死亡記事を息子が書くという不思議な運命を背負いながら、本書はこの簡潔な略歴の奥に潜む人生の襞を、「今生は病む生なりき鳥頭」から「雪降れり時間の束の降るごとく」に至るまで、代表的な八句に託して丹念にたどった力作である。
 第二次世界大戦と不治の病という二つの苦難を背負いながら新しい俳句への情熱を抱き続けていた父の真の姿が、肉親ならではの観察眼と筆さばきで、くっきりと、鮮やかに浮かび上がってくる。



 前回(2009年5月)の出版分についてはこちらに掲載。

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新刊新書 白水社2009年8月分
文庫クセジュ 『チベット 危機に瀕する民族の歴史と争点』クロード・B・ルヴァンソン/井川浩  内容紹介より 世界の屋根と称され、長いあいだ雲上の別世界だったチベットは、おしつけられる近代化に直面している。その歴史とともに、インドなど近隣諸国との複雑な関係をわかりやすく解説。 ...続きを見る
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2009/09/09 18:24

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